2016-06-01から1ヶ月間の記事一覧
部下へのフィードバックでは、上司が望む行動と部下が望む行動が、必ずしも一致するわけではない。ギャップが生まれる理由としては、職場の価値観(文化=やっていいこと、やってはまずいこと)が明らかになっていないという事実があるからだ。 上司は職場と…
うまくいくフィードバックは、特定の行動にフォーカスしたもので、むやみに個人攻撃することではない。たとえ腹が立ってもフィードバックは仕事に関することに限定しよう。 「態度がいいね」「何だか感じ悪かったよ」・・・こうした表現は漠然としていて、部…
目標を達成するには、進捗状況をフィードバックすることで良い結果になることが分かっている。 進捗状況のフィードバックは、現在地点(今の達成状態)と目標とのギャップを確認することに役立つ。 部下が予定通りうまくいっているなら、承認し安心させよう…
頑張れ、ベストを尽くせといった漠然とした目標よりも、挑戦的かつ具体的な目標のほうが高いレベルの結果を生み出している。 目標自体が精神的な刺激となることは重要だし、ある程度のプレッシャーが部下成長に効果的なのは事実だ。だから挑戦的かつ具体的な…
行動という種まきをした者が、花を咲かせることができる。実らせることができる。そして収穫することができる。 どんな花であれ、どんな実であれ、行動して得た事実が残る。それは貴重なことだ。 結果を恐れずに行動を起こそう。
迷ったり、困ったり、悩んだりした時は、ミッションとビジョンを思い出そう。 解決行動の判断基準を与えてくれる。 基準が分かると、安心できる。仕事に自信が持てる。信頼関係につながる。
上司の仕事は指示命令だけではない。それはほんの少しに過ぎない。 必要な仕事は「方向づけ」だ。目指すものを明らかにすることだ。 さらに重要な仕事は、その目指すものに向かって、部下や関係者が一緒についてきてくれるようにすることだ。 だからこそ初め…
組織の使命(ミッション)と中長期の目標(ビジョン)がはっきりすると、単なる数字の目標ではなく、目的のある目標を設定するようになる。 こうして目標の意味が変わると、気持ちが変わってくる。 気持ちが変わってくると、行動(仕事の進め方)が変わって…
上司が考え方や方針をやたらと変えると、部下は困惑する。迷惑な話だ。 迷い、ブレるのは、ミッションとビジョンがないからだ。 ミッション=組織の使命を考え抜こう(存在意義の熟考)。 ビジョン=将来の組織の姿をイメージできる状態で定義しよう。 すべ…
職場を何とかしていない=マネジメントしていないから問題が発生する。三つめは仕組みの問題。仕事と人を繋ぐ仕組みが機能していないと問題が起きる。 職場の価値観(ルール)が曖昧、業務内容と達成基準を作る仕組みが不明確、仕事を変化させたにもかかわら…
職場を何とかしていない=マネジメントしていないから問題が発生する。ふたつめは人の問題。仕事を前進させようというやる気や欲求が起きていないのが問題。 不満や不安そして納得できていないことがあると、仕事を何とかしようという気にはなれない。 だか…
職場を何とかしていない=マネジメントしていないから問題が発生する。そのひとつは仕事の問題だ。仕事を前進させていないことが問題だ。方向付けや仕事の設計、その進め方に問題がある。だからまず、目指すものを明らかにしよう。そして、仕事を進める設計…
問題を解決しようとする際の基本は、自分が「こうしたい、こうありたい」という気持ちと意思を明らかにすることだ。 このとき「どうすべきか」よりも「どうしたいのか」の気持ちを大事にした方が懸命だ。 どうすべきかを意識しすぎると、失敗を恐れるあまり…
問題を早期に発見するには、きちんとした計画を立てることが必要だ。 事前計画が準備されていることで、活動のズレやモレなどのギャップに気づくことが容易になる。早期に手が打てるのでリスクが回避しすくなる。 さらに基準を明確にすることだ。基準が明ら…
創造型の問題解決は、発生型の問題(クレーム)が再発するリスク(環境やメカニズム、仕事のやり方など)と向き合うことだ。(これが課題解決) モグラの巣が出来ないように環境やメカニズムそのものを変える必要がある。 未来に向けて根本的な体質や仕組み…
発見型の問題解決は、発生型の問題(クレーム発生)の直接原因を探して、取り除くことから始めよう。 モグラが出てくるのはモグラの巣があるからなので、巣(原因)を見つけて取り除くことが解決に繋がる。 ただし、巣を取り除いても巣ができる環境やメカニ…
発生型の問題の典型はクレーム。問題が生まれてくるわけだ。 こうした発生型の問題(クレーム)の対処はモグラ退治に似ている。 クレームが発生する都度、まずは丁寧に対処することだ。ここで大事なことは、誰がやっても対応処理できる仕組みを作ること。た…
「不」のある状態を無くし、希望する明るい未来を創ることが問題解決。 問題が生じた時に、「こりゃ問題だ、何とかしろ、さぁ、どうする」といっていきなり対策を始めたり、むやみに原因(らしきもの)を取り除いたりするのは避けよう。 三現主義で、まず現…
問題とは、「不」がある状態のことを指す。「不」がある状態だから、ネガティブな表現がほとんどだ。 この「不」のある状態を無くし、「希望する状態」にすることが問題解決ということだ。従って「希望する状態」は何かをはっきりさせることが重要。 自分や…
お互いがあるいは一方が、伝え方のスキルが未熟 × 聴き方(受け入れる)のスキルが未熟とあっては、残念ながらなかなか重要な事は伝わらない。そればかりか、お互いが不愉快になるばかり。 伝え方の基本(54〜56)、聴き方の基本(46〜53)は、社会…
「あの店はサービスがいいね!」・・・誰かがこう言ったとき、あなたがイメージするサービスとはどんなことですか。 値段が安い。おまけがある。接客が気持ち良い。料理のボリュームがすごい。 サービスという同じ言葉から各自が思い思いのイメージを持って…
話し手は伝えているつもり話し、聞き手は分かったつもりで聞いている。 いつもこんな風に、つもり×つもりだから理解が深まらない。 伝えたつもりをやめて、相手の理解度を確認しながら説明しよう。 分かったつもりをやめて、理解したことをフィードバックし…