まいにち管理職

管理職のあなたを応援! 某元テニスプレーヤーのカレンダーではありませんが、日々使えそうなマネジメントのTipsをどうぞ!   行き詰まった時、悩んだ時などチェックしてみてください。

2016-09-01から1ヶ月間の記事一覧

145.課題解決スキルの開発に向けて=取り組みテーマを絞り込もう

テーマの絞り込み 課題は考えればたくさん出てくる。しかし、ヒト、モノ、予算や時間など使える資源には限りがあるから、あれもこれもとすべてに手を出すのは難しい。 したがって重要なテーマに絞り込んで、経営資源を効果的に結集することが必要だ。 その重…

144.課題解決スキルの開発に向けて=ビジョン・こうありたいと希望する姿を描き出そう

職場が目指すものを明らかにする 職場として、こうありたいと希望する状態(ビジョン・目標)を明らかにすることが必要だ。 例えば、中長期経営計画の実現に向けて、自分たちの職場の使命(存在意義)を描き出しているが、この職場使命を実現するために、上…

143.課題解決スキルの開発に向けて=普段の仕事を振り返ってみよう(2)

振り返りチェック=課題を解決するために必要な情報を社内・社外から集めているか □ 職場の目標や課題などについて問題意識を持って、その情報を集めている □ 自分の得意領域の情報はもとより、それ以外の範囲での情報にも関心を持っている □ フレームワーク…

142.課題解決スキルの開発に向けて=事実情報を絞り込もう

確かな情報を知るためには、第三者からのまた聞きよりも、自分の目で確かめることが必要だ。事実を正確につかみ、これを課題設定や対策立案に繋げるためにも、事実情報をしっかりとつかもう。 そのためにも、「現場で、現物を手に取って、現実をこの目で捉え…

141.課題解決スキルの開発に向けて=フレームワークで整理してみよう

フレームワーク=物事を整理する際の思考の枠組み 情報収集は、何の脈絡もなく、とにかく集めれば良いというものではない。役に立たないような情報が増えてしまうと、かえって混乱するばかりだ。 だから、情報を整理するためにはフレームワークを活用するこ…

140.課題解決スキルの開発に向けて=目的意識をもって必要な情報を集めよう

「何のための情報を集めるのか」という目的意識を持つことは、感度の良いアンテナを持つことになる。目的意識を持つことで、見過ごしてしまいがちな情報の中からも、これは役立つといったものをキャッチすることが出来るようになる。 また、普段から職場の目…

139.課題解決スキルの開発に向けて=普段の仕事を振り返ってみよう(1)

振り返りチェック=自分の職場や身の回りで起こっている解決すべきことを的確に把握しているか □ 職場の役割と職場が目指すものについて、いつも語っている □ 職場の中での自分の立場・役割をしっかりと自覚している □ 安易に人に頼ることなく、問題は自分で…

138.課題解決スキルの開発に向けて=背景や原因をしっかり捉えよう

生じている事象を見て、単純に「これが問題だ」と決めつけるのではなく、事象の背景や原因を掘り下げて分析し究明することが重要だ。原因を究明することなく、いきなり解決策を作ってはならない。あわてて作った策に良策なし。 表面的な部分だけに捕われるこ…

137.課題解決スキルの開発に向けて=3つの側面から見よう

多面的に見る 職場に発生する問題の所在を考えると、業務の問題、人の問題、しくみの問題といった3つの側面が確認できる。 自分の職場の解決すべきことを考える際に、業務上の問題しか見えなかったり、人の問題しか見えなかったりということになると業務の…

136.課題解決スキルの開発に向けて=時間軸で考えよう

優先順位付け 問題に気付いても、すぐに片付けられるものと時間がかかりそうなものがある。優先順位付けが必要だ。 まず、応急処置として手を打つべき必要性が高いものを明らかにし、次に同じようなトラブルが再発しないように、根本的に解決すべきことは何…

135.課題解決スキルの開発に向けて=主人公意識を持とう

役割意識を持つ=主人公意識 自分の役割を自覚し、主人公意識で課題や問題と向き合い、自ら解決する姿勢でのぞむことが必要。 他人ごとで評論家のような態度(意見)をとったり、人の行動の良し悪しを指摘するだけでは、残念ながら重要な課題や問題は見つけ…

134.管理者として対人関係スキルの意味を知ろう

対人関係スキル(伝える・聴く・巻き込む・動かす・支援する) リーダーとして自らが考えた解決テーマや解決シナリオを実践するためには、上司やメンバーの協力を得たり、関係者の応援を求めるといった活動が必要となる。時には意見の対立もあれば、利害の調…

133.管理者として課題解決スキルの意味を知ろう

今回から行動モデルについて解説します。 課題解決スキル(考える・創り出す・解決する) 課題解決スキルとは、顕在化している問題や潜在的な問題を発見し(=情報収集)、課題(=解決すべき取り組みテーマ)として明らかにして、その課題を解決するための…

132.自分の魅力を引き出す一歩=他人を変えようとしない

相手を変えようとか相手に変わってもらおうというのは、なんとも気楽な考えだ。 自分の思い通りに相手をコントロールできるわけがない。だから他人を変えようとしないことだ。 それでも本当に相手を変えたいのなら、相手が自分から変わろうという気持ちにな…

131.自分の魅力を引き出す一歩=自分が作った足かせを外そう

自分が大事に守っている規則の中で、実際はあまり効果がない、いや無効だと思っている行為を書き出してみよう。 その中で実は不満に感じているがやめられないものはあるなら、今日から思い切ってやめてしまってはどうだろう。 代わりに自分にとって意義のあ…

130.自分の魅力を引き出す一歩=批判で自分が変わることはない

自分が受け入れたくないことや失敗、不幸の言い訳には、つい批判という手段をしがちだ。 しかし、どんなに他人の粗を探して批判しても、これで自分が変わるわけではない。関係者にプラスの影響を与えることもないだろう。批判の効き目はないというわけだ。そ…

129.自分の魅力を引き出す一歩=結果の出来栄えだけを気にするのをやめる

出来栄えだけを判断基準にしてしまうと、自分がうまく出来ることだけしかやらなくなってしまう。失敗とその批判を恐れるあまり、チャレンジすることを避けてしまう。 これでは過去の出来栄えをずっと再現して満足してしまうだろう。 大切なことは何をするに…

128.自分の魅力を引き出す一歩=自分の意見を他人に裏書してもらうことをやめる

自分ならではの思いや考えは、オリジナルで大切なものだ。 だから、他人に「同じ意見だと言ってくれますか」とか「きっと共感してもらえますよね」などと要求して、裏書をもらうことはやめよう。 他人の是認や賛同を必要とすることが習慣になってしまうと、…

127.自分の魅力を引き出す一歩=反対は避けて通れないと初めから覚悟する

どんなに良い案を出したとしても、逆の見方をする意見はある。仮に50%がその案を気に入ってくれるのなら、それは上出来だ。 だから、自分の意見に誰かが反対したとしても、当然のことと初めから覚悟しておくことだ。 そして反対意見は50%ではなく、ほんの…

126.自分の魅力を引き出す一歩=他人の支配から遠ざかる

周囲からの賛同や是認が目的になってしまうと、同意を拒まれたらもう何もできないと諦めてしまうだろう。こうなると他人にいいように操られてしまう。 他者の支配から遠ざかるには、「自分本位で利己的だ」と非難され、好意的な評価がなくても気にしないこと…