まいにち管理職

管理職のあなたを応援! 某元テニスプレーヤーのカレンダーではありませんが、日々使えそうなマネジメントのTipsをどうぞ!   行き詰まった時、悩んだ時などチェックしてみてください。

2016-01-01から1年間の記事一覧

143.課題解決スキルの開発に向けて=普段の仕事を振り返ってみよう(2)

振り返りチェック=課題を解決するために必要な情報を社内・社外から集めているか □ 職場の目標や課題などについて問題意識を持って、その情報を集めている □ 自分の得意領域の情報はもとより、それ以外の範囲での情報にも関心を持っている □ フレームワーク…

142.課題解決スキルの開発に向けて=事実情報を絞り込もう

確かな情報を知るためには、第三者からのまた聞きよりも、自分の目で確かめることが必要だ。事実を正確につかみ、これを課題設定や対策立案に繋げるためにも、事実情報をしっかりとつかもう。 そのためにも、「現場で、現物を手に取って、現実をこの目で捉え…

141.課題解決スキルの開発に向けて=フレームワークで整理してみよう

フレームワーク=物事を整理する際の思考の枠組み 情報収集は、何の脈絡もなく、とにかく集めれば良いというものではない。役に立たないような情報が増えてしまうと、かえって混乱するばかりだ。 だから、情報を整理するためにはフレームワークを活用するこ…

140.課題解決スキルの開発に向けて=目的意識をもって必要な情報を集めよう

「何のための情報を集めるのか」という目的意識を持つことは、感度の良いアンテナを持つことになる。目的意識を持つことで、見過ごしてしまいがちな情報の中からも、これは役立つといったものをキャッチすることが出来るようになる。 また、普段から職場の目…

139.課題解決スキルの開発に向けて=普段の仕事を振り返ってみよう(1)

振り返りチェック=自分の職場や身の回りで起こっている解決すべきことを的確に把握しているか □ 職場の役割と職場が目指すものについて、いつも語っている □ 職場の中での自分の立場・役割をしっかりと自覚している □ 安易に人に頼ることなく、問題は自分で…

138.課題解決スキルの開発に向けて=背景や原因をしっかり捉えよう

生じている事象を見て、単純に「これが問題だ」と決めつけるのではなく、事象の背景や原因を掘り下げて分析し究明することが重要だ。原因を究明することなく、いきなり解決策を作ってはならない。あわてて作った策に良策なし。 表面的な部分だけに捕われるこ…

137.課題解決スキルの開発に向けて=3つの側面から見よう

多面的に見る 職場に発生する問題の所在を考えると、業務の問題、人の問題、しくみの問題といった3つの側面が確認できる。 自分の職場の解決すべきことを考える際に、業務上の問題しか見えなかったり、人の問題しか見えなかったりということになると業務の…

136.課題解決スキルの開発に向けて=時間軸で考えよう

優先順位付け 問題に気付いても、すぐに片付けられるものと時間がかかりそうなものがある。優先順位付けが必要だ。 まず、応急処置として手を打つべき必要性が高いものを明らかにし、次に同じようなトラブルが再発しないように、根本的に解決すべきことは何…

135.課題解決スキルの開発に向けて=主人公意識を持とう

役割意識を持つ=主人公意識 自分の役割を自覚し、主人公意識で課題や問題と向き合い、自ら解決する姿勢でのぞむことが必要。 他人ごとで評論家のような態度(意見)をとったり、人の行動の良し悪しを指摘するだけでは、残念ながら重要な課題や問題は見つけ…

134.管理者として対人関係スキルの意味を知ろう

対人関係スキル(伝える・聴く・巻き込む・動かす・支援する) リーダーとして自らが考えた解決テーマや解決シナリオを実践するためには、上司やメンバーの協力を得たり、関係者の応援を求めるといった活動が必要となる。時には意見の対立もあれば、利害の調…

133.管理者として課題解決スキルの意味を知ろう

今回から行動モデルについて解説します。 課題解決スキル(考える・創り出す・解決する) 課題解決スキルとは、顕在化している問題や潜在的な問題を発見し(=情報収集)、課題(=解決すべき取り組みテーマ)として明らかにして、その課題を解決するための…

132.自分の魅力を引き出す一歩=他人を変えようとしない

相手を変えようとか相手に変わってもらおうというのは、なんとも気楽な考えだ。 自分の思い通りに相手をコントロールできるわけがない。だから他人を変えようとしないことだ。 それでも本当に相手を変えたいのなら、相手が自分から変わろうという気持ちにな…

131.自分の魅力を引き出す一歩=自分が作った足かせを外そう

自分が大事に守っている規則の中で、実際はあまり効果がない、いや無効だと思っている行為を書き出してみよう。 その中で実は不満に感じているがやめられないものはあるなら、今日から思い切ってやめてしまってはどうだろう。 代わりに自分にとって意義のあ…

130.自分の魅力を引き出す一歩=批判で自分が変わることはない

自分が受け入れたくないことや失敗、不幸の言い訳には、つい批判という手段をしがちだ。 しかし、どんなに他人の粗を探して批判しても、これで自分が変わるわけではない。関係者にプラスの影響を与えることもないだろう。批判の効き目はないというわけだ。そ…

129.自分の魅力を引き出す一歩=結果の出来栄えだけを気にするのをやめる

出来栄えだけを判断基準にしてしまうと、自分がうまく出来ることだけしかやらなくなってしまう。失敗とその批判を恐れるあまり、チャレンジすることを避けてしまう。 これでは過去の出来栄えをずっと再現して満足してしまうだろう。 大切なことは何をするに…

128.自分の魅力を引き出す一歩=自分の意見を他人に裏書してもらうことをやめる

自分ならではの思いや考えは、オリジナルで大切なものだ。 だから、他人に「同じ意見だと言ってくれますか」とか「きっと共感してもらえますよね」などと要求して、裏書をもらうことはやめよう。 他人の是認や賛同を必要とすることが習慣になってしまうと、…

127.自分の魅力を引き出す一歩=反対は避けて通れないと初めから覚悟する

どんなに良い案を出したとしても、逆の見方をする意見はある。仮に50%がその案を気に入ってくれるのなら、それは上出来だ。 だから、自分の意見に誰かが反対したとしても、当然のことと初めから覚悟しておくことだ。 そして反対意見は50%ではなく、ほんの…

126.自分の魅力を引き出す一歩=他人の支配から遠ざかる

周囲からの賛同や是認が目的になってしまうと、同意を拒まれたらもう何もできないと諦めてしまうだろう。こうなると他人にいいように操られてしまう。 他者の支配から遠ざかるには、「自分本位で利己的だ」と非難され、好意的な評価がなくても気にしないこと…

125.自分の魅力を引き出す一歩=反論を覚悟で主張し、これを処理する

周囲からの賛同や是認ばかりを気にしていると、それを目的に働くという習慣がついてしまう。これだと人の意見によって行動が支配されることになる。残念だが頼りにされない。他人の好みや意見の犠牲になってはいけない。 だから自分がどう感じて、何を考え、…

124.自分の魅力を引き出す一歩=相手の反応によって自分の立場を変えない

賛同を得たいばかりに、相手の反応を気にしながら自分の立場をコロコロ変えるのは日和見人間だ。相手の出方ばかり気にしていると相手の思惑によって、自分の気持ちや考えをコントロールされてしまう。これは不愉快だ。自分の価値ではない。 自分がどう感じて…

123.自分の魅力を引き出す一歩=他者評価を気にせず自分の考えを主張する

誰もが認められたい賛同を得たいと思うものだ。確かに認められるのは嬉しいことだ。 しかし、他人の賛同や是認を得ることが目的になってしまうのは間違いだ。そしてお世辞や賞賛を与え合うだけの仲良し関係は、本質から目を背ける危険がある。 重要なのは他…

122.自分の魅力を引き出す一歩=自分の能力と価値を同一視しない

仕事をやり遂げる能力は自分の価値の一部分に過ぎない。これまで幾度も間違った選択をして失敗することもあったが、だからと言って自分に価値がないわけではない。能力と価値は別物だ。 外面的な業績で自分の価値を決めるのは愚かだ。結果にかかわらず、自分…

121.自分の魅力を引き出す一歩=面白そうな活動に参加する

何か興味関心のある活動に参加してみよう。仕事上の肩書などない個の自分で参加する。 職場以外の人間関係によって、新たな自分の魅力や価値に気づく機会になるだろう。

120.自分の魅力を引き出す一歩=自分に褒美を与える

自分の魅力・価値を発揮したなら、自分に褒美を与えよう。 自分が本当に食べたいものを注文しご馳走する。気に入った品物を手に入れる。こんな意思決定力も魅力だ。 自己承認(自己肯定)することは、自分の価値を高めることに繋がる。

119.自分の魅力を引き出す一歩=自分から声を掛ける

昨日までは部下からの挨拶を待っていたのであれば、今日からは自分から部下に声をかけよう。 部下からすれば「声をかけてもらえた」「ちゃんと見てくれてるんだな」「気にしてくれてるんだな」という嬉しい気持ちになる。 自分から声を掛ける上司は魅力的だ…

118.自分を過小評価せず、自分の魅力・価値を活かそう

心理学や行動科学では、自分が知っている「私」よりも、社会的な「自分」=他者に影響を与えている「私」を優先し、これを「本当の自分」としている。 だからと言って、他人の目を気にしてばかりというのは間違いだ。これでは自分の行動が小さくなってしまう…

117.気をつけよう、やる気をなくす仕事のさせ方=「やる気がない」

「あいつはやる気がないなぁ。見ているとイライラするよ」 もしも部下のやる気が出ていないようなら・・・、それは上司がやる気をくじく言動を与えている可能性があるかも知れません? あなたの部下は、もともとやる気はあったにもかかわらず、(この3週間…

116.気をつけよう、やる気をなくす仕事のさせ方=部下の業務に無関心・無責任になるとやり気をなくす

「キミの好きなようにやっていいんだからね、僕は放任主義だから、任せたよ」こうした発言は、ベテランの部下でほとんど権限を移譲できる相手だから言えること。(とはいえ最終責任は上司にあるのだが) 多くの部下は上司からの指示や指導を期待している。な…

115.気をつけよう、やる気をなくす仕事のさせ方=細かすぎる指示はやる気をなくす

細かすぎる指示は自分のやり方を押し付けるようなもの。分かりきったことをくどくど言われたりすると部下のやる気は一気に下がってしまう。 本当に大事なポイントだけ伝えて、ここは部下を信じて任せよう。 依頼した作業が部下にとって初めての場合は、不安…

114.気をつけよう、やる気をなくす仕事のさせ方=犯人探しをするとやる気をなくす

些細なミスであるにもかかわらず、自分が指示したことと違うことを見つけると、犯人探しをする上司がいる。犯人を探して自分の正当性を認めさせる。しかしこうした行為が、部下のやる気を無くさせる。 経営にかかわるような重大事項なら犯人探しも必要なのだ…