359.実行分野を明確にするために自分に問いかける
仕事上関係している人びとは、管理者が成果を出すべき分野は何なのか、彼らなりに期待を持っている。そこで、「自分は上司、部下、同僚、外部の関係者から、何を達成するよう期待されているのか。」と自分に問いかけてみる。(上司からの期待しか見ていない管理者が多い)
周囲からの期待を集め、期待に応える役割が何なのかを明らかにすると、自ずと複数の実行分野が明らかになる。そこから「管理者として、その期待に応えなければ、会社として何が達成できなくなるのか。」を明らかにすることで、管理者としての責任を自覚する。
優先すべき分野は、決して業績数字だけではない。特に生産性向上や部下育成は重点分野にする必要がある。理由はそれらが恒久的な企業の財産になるからである。
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