160.対人関係スキルの開発に向けて=自分の感情に気づく
自分の主張に自信がなかったりすると、緊張してあがったりするし、だんだん焦ってきてしまう。こうした悪循環が続けば、さらに思うように発言出来なくなってしまう。
自己主張しなければならない。だから強く印象付けようとか、影響を与える発言をしようとあれこれ考えていると、かえって考えがまとまらずに焦ってしまう。
そんな時には、「自分はいま緊張している、あがってるな」「インパクトを与えようとして焦っているなぁ」という事実を受け止めてみよう。
そして、「すごく緊張しているので、うまく表現出来るかどうか自信がないのですが、○○ということを言いたいんです」といった発言を投げてみよう。
するとこの発言自体が、自己主張となってメンバーに届くので、ここから展開の広がりにも繋がっていく。
また、発言のタイミングがつかめない時には、確認や質問からのアプローチで参画する。
こうして発言の回数が徐々に増えていくことで、気持ちにも余裕が出来てリラックスした参画姿勢で臨めるようになる。そして自分の主張に自信がもてるようになっていく。