134.管理者として対人関係スキルの意味を知ろう
対人関係スキル(伝える・聴く・巻き込む・動かす・支援する)
リーダーとして自らが考えた解決テーマや解決シナリオを実践するためには、上司やメンバーの協力を得たり、関係者の応援を求めるといった活動が必要となる。時には意見の対立もあれば、利害の調整も必要となってくる。
こうした場面では相手の気持ちや考えを受け止めながらも(他者理解)、自分の思いや考えを効果的に伝え(理解してもらい)、そして最終的に相手に納得ずくで取り組んでもらうようにしていかなければならない。
このような一連のプロセスで発揮されるのが、対人関係スキルである。
同時に、メンバーの指導や育成にも、このスキルは不可欠となる。職場運営者として人を育て、結果を残すという責任を果たす立場になった時、この対人関係スキルの必要性は、さらに重要度を増してくる。